昨夜、若手中心のドイツ女子代表に追い付き追い越されの死闘の末、敗れてしまいました。
なでしこJAPAN
課題の多い試合でしたが、追い付こうと必死の後半は見ていて感動しました。
澤選手抜きでよく頑張ったな
と、言う気がします。
ただ澤選手が居れば…
と、思うシーンが何度もあったのも事実です。
このアルガルベカップは
国際大会では有りますが、ロンドン五輪に向けての
前哨戦であったと思います。
実際、アメリカ女子代表は、明らかにW杯とは戦術を変えていました。
ダイナミックなパワープレーから、コンパクトに丁寧なサッカーをしようとしている気がしました。
なでしこJAPANも
積極的に若手を使い、中堅選手のポジション替えを試みたりと、新たな取り組みが多く見れましたね。
昨日の敗戦は
ロンドンに繋がる敗戦!
忘れられない夏がすぐそこまで来ています☆
今大会のMVPはキャプテン宮間選手が選ばれました。
『結果を残さなければ女子サッカーは消滅してしまう』
と、北京五輪で人目も憚らず泣きじゃくる宮間選手を当時のキャプテン池田選手が支えていました。
あの夏から4年、本当に頼もしくなりました。
昨年のW杯ではチームの勝利に貢献出来ず、自分に対して悔し涙を流す永里選手の手を黙って握っていたのは宮間選手でした。
その永里選手は、今大会、まるで別人のように、チームプレーに貢献しつつ、彼女の特徴を活かしたプレーで成長を見せてくれました。
そんな彼女の変化を知ってかの、合宿先での部屋割りは、控えメンバーと同部屋…
献身的に手料理をふるまったり、積極的に面倒を見ていたようですね。
また、W杯でヒロインになった川澄選手も
同じクラブ所属の高瀬選手の苦悩を分かっているからこそ、
アメリカ戦でのゴール後、彼女を強く抱きしめて居ました。密かに、高瀬選手は泣いていましたから…
その姿には風格が見えました。
そして小さな体で頼もしすぎる宮間選手も昨日、澤選手のポジションを任され、なかなか機能しませんでした。
改めて、澤選手への尊敬と自身の課題が出来た。と、語っています。
なでしこの強さは、
やはりこの互いを尊敬し、みんなで成長していくところだと思います。
それを引き出す佐々木監督の、器の大きさも凄いですね。
男子サッカーと女子サッカーはまったくの別物ですが、
日韓大会くらいまでは、男子もよくこう言う、
熱い話が聞こえてきましたが、
最近は聞かなくなった気がします。
むしろ、過去は過去
と、言う言葉ばかり…
未来を作るためには、過去への感謝と尊敬も絶対に必要だと思いませんか?
これで、なでしこはロンドンに向けて本格的にスタートを切りましたね…
男子は本日五輪予選最終戦のメンバー19人が発表されました。
道を作ってきた先輩方への感謝の気持ちを持って
ロンドンへの切符を勝ち取って欲しいと思います。
チャンピオンズリーグではメッシ祭り…
今夜はサッカーを語る木曜日?
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